2011年 11月 の記事

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2011・2日目

2日目も朝からあいにくの雨で、午前中の競技は中止に。ひょっとしたら今回の旅ではバルーンの飛行する姿を目にすることはできないんじゃないか…との不安を感じつつも、午後からは天気が回復するとの予報に期待をよせ、まずは昨日から引き続き食の旅へ出発。そばを食べに行くことに。道中、石窯でパンを焼くパン屋さんに併設のカフェで腹ごしらえ…って、なんだかおかしいのだが、まぁとにかくスープもパンも美味しかった♪

 

そして目的のそば屋さんに到着。そこにはなにやら面白い建物が!
列車の家
列車を据え置きにしてつくった家!楽しいなぁ、こういうのとても好きだ。居住性はどうなのかな、気になるところ。

 

二足のわらじ
さあさあ、手打ちそばですよ!素朴な味わいだった。

ここの店名は「二足のわらじ」というのだが、何故そんな名前なのかというと、店主が家具職人でもあるからなんだそう。そばをいただいた後、家具の展示場件製作スペースも見せてもらった。そこにはこんな立て札が。

こういうセンス、ええなぁ。

木と田と川
はい、摘みませんとも。

 

おなかいっぱいになったら、バルーンフェスタの会場へ。どうか天候が回復しますように!

切符
バルーンフェスタの開催期間中のみ、「バルーンさが」という駅が現れる。
この切符もこの時期限定の「佐賀」-「バルーンさが」間往復切符。
バルーンフェスタ号
「バルーンフェスタ号」なんて特別列車も現れる。
バルーンフェスタ会場1
会場に到着。広~い!雨は上がって、時おり思いの外きつい日差しも指してくるけど、地面にはまだまだ水たまり。そして一番の問題は風。風が強すぎると、危険でバルーンは飛べない。午後のお楽しみ競技を開催するかどうかは14:30に決定される予定だったけど、15時になってもまだ決定しかねているよう。風はすこしずつおさまりつつあるので、実施するか中止にするか、ギリギリのところで判断しかねているのだろう。

 

Qoo
あ、クーがおった。伽音さんも写ってるね。

さぁ、競技はどうなるのかな…半分祈るような気持ちで決定を待っていると、ついに、実施します!との場内アナウンスが。客席からは穏やかな歓声が上がった。

しかし、弱まったとはいえ風は相変わらず吹いている。果たしてバルーンは飛び立てるのかな。どきどきして待っていると、北方から歓声が!

飛んだ!
おぉ!飛んだ!飛んだーっ!!
風をつかまえて
風をつかまえて、みるみる近づいてくる。
この競技は、会場より最低1km以上離れた地点から離陸し、会場内の目標地点にあるキーフラッグをバルーンのゴンドラから手づかみで取る、というもの。バルーンはバーナーによる熱調整での上下運動しかできないので、場所を移動するには風まかせ、つまり進みたい方向へと吹いている風にうまく乗るしかない。風は高度によって吹いている向きや強さが違うので、うまく風を読まなければならない。

とにかく、風に負けずに飛び立ったバルーンが、豆粒にしか見えないような距離から、今度は風をつかまえてぐんぐんこっちへ向かって飛んでくるってのは、なかなかの迫力!

接近!
近づいて、近づいて

 

届くか!?
届くか!?…あぁっ届かなかった。

 

惜しかった…
惜しかったねぇ、着陸~。

 

どんどん飛んでくる
さぁ、後続もどんどん飛んでくるぞ~♪

 

超接近!!
キーフラッグまであと少しのところまで接近…するも、うわ~届かない!!惜しい~!!

 

今度はどうだ!?
次のキーフラッグに手を伸ばす!!あぁっ、届かないぃっ!!

 

手を振る
ようやくのことで飛び立ち、会場へ向かって飛んできてくれたバルーンに、皆が手を振る。僕も思わず大きく手を振ってしまった。あっちからも見えてるかなぁ!

 

ふんわり
刈り入れの終わった秋の田んぼの上にふんわりと。ええなぁ。空はどんよーり鉛色やけどね…笑。

 

ゴーッ
バーナーに火がつくと「ゴーッ!」って音がここまで聞こえてくる。

 

夕暮れ
皆さんおつかれさま。

 

結果的に、キーフラッグをつかみ取れた選手は誰もいなかったけど、何はともあれ一時はバルーンが飛ぶ姿を見ることすらできない可能性もあったわけで、風に負けず一所懸命に離陸して飛んできたバルーンを、たとえ数機でも間近で見られただけで大満足だった。じっさい、競技に参加していたバルーン40機以上のうち、飛び立てたのは10数機だけだったみたい。
バルーンフェスタの開催期間中は、天気が良ければそれこそ空を埋めつくすほどの数のバルーンが飛ぶんだそう。そっか~それを見てみたいなぁ!来年も都合が付けばぜひ来よう。そのときこそは天候に恵まれますように!

夕日
バルーンフェスタが、日が、暮れていく。

 

また来年
伽音さん、まこっちゃん、そして長友くん、本当にどうもありがとう。
来年もきっとまた来よう♪

佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2011・1日目

毎年秋に佐賀県で開催される、佐賀インターナショナルバルーンフェスタへ。
4日の夜、仕事を終えたその足で夜行バスに飛び乗り京都を出発。途中大阪で伽音さんが合流し、5日の朝に九州博多着、まこっちゃんと落ち合う。しかし、あいにくの雨のためこの日の競技は全て中止…。

しかしこの日僕は伽音さん達とは別行動の予定、佐賀出身の学生時代の友人と久しぶりに会うことになっていたので、気分はうきうき♪
集合は佐賀駅。彼の結婚式以来、5年ぶりの握手を交わしたら、車で唐津方面へ。2時間ほどの道のりも、積もる話であっという間。気付けばもう唐津だった。

 

まずは萬坊という海中レストランへ。

萬坊のいかしゅうまい
この店が発案したといういかしゅうまい。回りに付いている細いのは、いか。

 

いか活造り
そしていかの活造り。まだ透き通っていて、箸でつつくと足を動かすほどに新鮮。これがもう…とんでもなく美味しい!!頭の部分を活造りでいただいた後は、残りを天ぷらにしてくれる。これがまた本当に美味しい…。夢中で食べてしまった。

 

波戸岬
いかに満足したら、萬坊でいかしゅうまいと、ついでに近くの道の駅、桃山天下市で松露饅頭もお土産に買って、つぎは波戸岬へ。

 

海中展望室
海中展望室。

 

ハート岬
恋人達が「あはは」「うふふ」ってするところ。実際にやってる幸せなふたりもいた。
「はどみさき」→「ハートみさき」ってことらしい。

 

さて、次はこれこれ…

さざえのつぼやき-1
さざえのつぼ焼きだーい!

さざえのつぼやき-2
うまい…たまらん。

 

いかづくしとさざえで、さすがにおなかいっぱい。もう食べられませ~ん!と幸せな悲鳴を上げつつ、次は史跡、名護屋城趾へ。

名護屋城(名古屋城ではない)は、豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った際の出兵拠点となった城。まずは博物館で勉強。常設展は、城の成り立ちから2度にわたる朝鮮への出兵とその失敗、そして廃城となるまでの歴史の解説と展示。見応えがあった。特別展は、昔この地域で盛んだった捕鯨について。こちらも往時の活気・迫力がよく感じられる展示だった。

唐ワンくん
これは…どっかで似たような猫を見たことあるような…いや、気のせいか?
名前は「からワンくん」というんだそう。やはり、似た名をどこかで聞いたことあるような…まぁいいか笑。

さぁ、では実際に城跡を散策。
名護屋城趾-1
広い!!
名護屋城趾-2
これだけの規模の城を、各地から大勢の職人・人夫を動員した突貫工事により、たった8ヶ月で完成させたってんだからすごいなぁ!

そしてもうひとつ、これは意識して見とかなあかん。玄海原子力発電所。本当にすぐ近くにある。
玄海原発

 

佐賀の友達とは、ここまで。至れり尽くせり、思いっきりごちそうになってしまった。
ほんとにどうもありがとう。京都に来たら仕返ししてやるからな!覚悟しとけよ!!

 

佐賀市内に戻る頃にはすっかり日も暮れ、伽音さんとまこっちゃんと落ち合ったら晩ご飯。えっまた食べるの!?って感じやけど、てゆーかそりゃまあさすがにお腹はまだすいてなかったけど、これを見たら…

ひつまぶし

即座に食欲復活!うなぎ!!僕が食べたのはひつまぶし。うんまかったぁ~笑。
1日目はすっかりグルメな旅になってしまいましたとさ♪

 

2日目に続く。

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