VAIOノートZのHDDをSSDに換装
- 2011年 6月 11日
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長年使い続けている、VAIO PCG Z1V/PのHDDをSSDに換装する。
古いノートPCの延命措置としては効果絶大!
このバイオノートZは2003年製、もう8年も前のモデル。当然ながらIDE接続となる。
64GBにするか128GBにするか迷ったけど、キトゥンスタジオ内でのネット閲覧とDAWを使ったソロライヴでしか使わないこのPC、現状、搭載されたHDDの容量80GBのうち30GBくらいしか使っていないので、64GBもあれば事足りるだろうと判断、安上がりに済ませることにする。IDE接続のSSDなんてもの自体が世の中にあまり存在しないので、たいして迷うこともなく、CFD製のCSSD-PNM64WJ2を選択。
ここ や ここ の記事を参考にしつつ作業を開始する(※こういう記事を書いてくださる方がいらっしゃると、ホントに助かります!どうもありがとうございます)。
まず、液晶部分を不織布で包み保護してから、キーボードを取り外す。
パームレスト部分もひっぺがす。左下に見えるのがHDD。
これが、いままで載っていたHDD。4200rpm…はっきり言って鈍足。
それをSSD(READ 110MB/s, WRITE 90MB/s)に載せ替える。どれくらい早くなるかなぁ!?
HDDから外したステーをSSD取り付け、PC本体に装着。問題なく収まった。
組み直し完了。
リカバリ中。HDDとSSDの交換という物理的な作業より、こっちのほうが時間がかかったりする!笑。
完了。
期待通り、すげー速くなった!
HDDでは、電源ボタンを押してからOSが立ち上がり安定するまで3分くらいかかってしまっていたのが、SSDでは1分以内で安定するようになった!…まぁ、「XPが1分で起動」というのが本当に早いと言えるかどうかはさておき、体感的にはものすごく早くなったので、精神衛生上非常に好ましいことだ。
もう一つ素晴らしいのは、無音になったこと。HDDはデータの読み書きの際にカリカリチリチリと、いかにも「今がんばってます!」という音がするけど、SSDは無言でさっさと動作してくれる。寡黙な、デキル奴だ。
発熱に関しては、期待したほどの効果はなかった。HDDに比べ多少マシになった感はあるが、パームレストの左手部分は相変わらず温かい。
ともあれ、満足できる結果となった。これであと2~3年は使えるかな♪